FC2ブログ

談合の損害賠償債権が現金化できず

 京都新聞サイトが6月21日に掲出した「談合企業の賠償金4億円が未回収 1億円焦げ付きか、京都・宇治」は、京都府宇治市発注の公共工事に絡む過去の談合事件で、10年以上前に民事訴訟で複数の業者が市に損害賠償金を払うよう命じられたにもかかわらず、市の未回収額が遅延損害金を含めて概算で計約4億円に上っていると報じる。うち時効を迎えるなどして焦げ付く可能性が生じた債権が約1億円以上になっているとのこと。市は法的手段に訴えるなどの積極的な回収行為をしておらず、専門家は「行政の不作為で、ずさんな債権管理だ」と問題視していると記事は伝える。訴訟となった談合は2種類で、一つは高額工事を請け負えた「Aランク」の業者が1995~99年度に市発注の河川改良工事などで繰り返した事案、もう一つは「Bランク」の業者が、95~97年度に行っていたものという。2007年に最高裁などで、Aランクの14社が連帯して計約3億1400万円を、Bランクの66業者がそれぞれの割合に応じて計約1億5100万円を市へ支払うよう命じる判決が確定したが、市によると、今年5月末現在で支払いがあったのは計約3億500万円との由。市の資料によると、Aランクは約1億700万円の未払いがあり、利息に当たる遅延損害金を合わせた未回収残高は約2億6900万円に上っていて、中には破産した会社もあるが、連帯債務なので存続する社が残りを支払う義務があるとのこと。Bランクは66業者のうち40業者が完済し、24業者はこれまで全く支払いがなく、遅延損害金を含めた未回収残高は約1億3700万円となるが、18業者の約8300万円分が10年の時効を迎えている可能性があり、市によると、破産や解散で少なくとも5業者の約2300万円分が回収不能とみられるとの由。

コメントの投稿

非公開コメント

ブログ内検索
カテゴリー
参考リンク
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
監査関係ブログ
【】内はカテゴリー ↓トップはライブドアニュース
月別アーカイブ
RSSフィード
プロフィール

reticent_auditor

  • Author:reticent_auditor
  • 寡黙な監査人
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる