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時効成立前の不納欠損処理で損害を与えたとの考え方

 読売オンライン秋田ページが11月19日に掲出した「住民監査請求を棄却」は、鹿角市の職員が時効を迎えていない滞納税を欠損金として処理した問題で、市民団体「鹿角生活と健康を守る会」が関係職員らによる市の損害分の賠償と不適切な税務処理の是正勧告を求めた住民監査請求について、鹿角市監査委員が18日、「職務上、重大な過失があったとは認められない」として請求を棄却する監査結果を公表したと報じる。結果を受け、記者会見した守る会の会長は「納得のいく回答ではない。住民訴訟の方向で準備する」と追及を続ける考えを示したと記事は伝える。市の調査では、20~24年度に、時効成立前に欠損金として処理した滞納税が約1億4154万円、時効後に徴収したため返還の必要のある額が約128万円などとなっており、監査結果などによると、市監査委員は職員からの聴取や書類などの調査で、時効成立前の不納欠損処理や時効後の徴収があった事実は確認したものの、これは、市税の滞納状況と納付状況などの記録を一元管理していないコンピューターシステムに原因があり、職員の故意ではないと判断し、「市長及び関係職員らが業務を違法に怠った事実はない」として、損害賠償を求める理由がないと結論づけたとの由。不納欠損金として処理した後、時効が成立し、徴収できなくなった約4637万円については、職員が督促などをしたものの、滞納状況から確実に徴収できたとは判断できず、欠損金処理で市に損害が発生したとは認められないと指摘したとのこと。時効後に徴収した滞納税を納付者に返還する際、上乗せする還付加算金約8万円のみ、市の損害と認定したとか。児玉一市長は「結論を真摯に受け止め、納税及び市政に対する市民の信頼回復に努める」とし、15日付の関係職員ら14人の処分に続き、自らの処分も検討するとの内容の文書を出したとか。監査結果を受け、鹿角市交流センターで開かれた守る会の会見には、会長のほか役員らが出席し、「市の過失を市民に押しつけている」「解釈の誤り、記録の見落としを理由に、市職員は億単位の金をいい加減に扱っている」などと憤りをあらわにしたとか。同席した県生活と健康を守る会連合会の会長も「お粗末な監査結果。損害と責任をすり替えている。市と市長には、故意でないにしろ重大な過失がある」と述べたとか。

公表資料:住民監査結果公表

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