東日本大震災からの復興等に対する事業の実施状況等の追加報告

 NHKニュースサイトが10月31日に掲出した「震災復興予算 約6.5兆円使われず」は、東日本大震災の復興予算として、昨年度までの2年間に計上された19兆円余りのうち、ことし3月末の時点で3分の1に当たるおよそ6兆5000億円が次の年に繰り越されるなどして使われていなかったことが会計検査院の調べで分かったと報じる。人員不足による工事の遅れなどが背景にあり、会計検査院は関係省庁に対し、復興事業が進んでいない自治体などに対して一層の支援を行うよう求めていると記事は伝える。会計検査院が、東日本大震災の復興予算として昨年度までの2年間に計上されたおよそ19兆9000億円がどのように使われたか、ことし3月末の時点で調べたところ、使われたのは全体の77.2%にとどまり、4兆5000億円余りが繰り越されたり、不用になったりして使われていなかっとか。このうち2年にわたって予算が繰り越されたおよそ130の事業について理由を調べたところ、工事に必要な人員の不足と、地盤の強度不足などによる追加工事の発生が、共に23件と最も多く、次いで建設資材の不足が20件とのこと。また、復興予算から公益法人などが作る基金に支払われた補助金を調べたところ、ことし3月末の時点で事業のために取り崩されていたのは全体で28.7%にとどまり、2兆円余りが使われていなかったとか。中には事業のニーズが当初の想定を大幅に下回ったため、すでに事業が終了したのに半分以上が使われていない基金もあるとのこと。ことし3月末の時点で使われなかった復興予算は合わせて全体の3分の1に当たるおよそ6兆5000億円に上り、会計検査院は関係省庁に対し、復興事業が進んでいない自治体などに対して一層の支援を行うことや、基金の規模を検証して有効に活用することなどを求めているとか。

公表資料:東日本大震災からの復興等に対する事業の実施状況等について(平成24年8月27日参議院(決算委員会)検査要請)〔平成25年10月31日追加報告〕:要約PDF(193KB)、本文PDF(1,110KB)、別表PDF(1,190KB)、別添PDF(641KB)

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