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トンネルの点検マニュアルが誤解されていた

 日経サイトが10月24日に掲出した「国道トンネル11カ所、10年点検せず 会計検査院が不適切と指摘」は、国が管理する国道トンネルの少なくとも11カ所で、約10年にわたり定期点検が行われていなかったことが会計検査院の調べで分かったと報じる。国土交通省のマニュアルは最長でも5年に1回行うよう定めているが、点検を担う国道事務所が誤解していたとの由。検査院は不適切だとして改善を求めたと記事は伝える。山梨県の中央自動車道・笹子トンネル上り線で昨年12月、天井板が崩落し9人が死亡した事故の後、国や地方自治体による緊急点検では、複数の国道トンネルで天井板の不具合が見つかっているが、今回の調査で、事故防止の第一歩である定期点検が不適切だった実態の一端が浮かんだ形と記事は評する。国交省の点検マニュアルは、初回は建設後2年以内に目視や打音検査をし、2回目以降は前回の結果に応じて2年または5年に1度、定期点検をするよう定めているが、検査院が、国や自治体が管理する国道の中で、国管理の道路を対象に約1400カ所あるトンネルのうち、23~24年度に定期点検が行われた約180カ所について過去の点検状況を調べたところ、長野県内と兵庫県内の各5カ所、岐阜県内1カ所の計11カ所のトンネルはいずれも、現行のマニュアルができた14年度に点検が行われた後は行われておらず、14年度以降に行ったトンネル内の補修工事が定期点検に代わると誤解していたとの由。このほか、秋田県内などの3トンネルでマニュアルが定める最初の点検をせず、北海道の3トンネルでは点検で見つかった問題箇所の対策工事をしないままだったとか。また、トンネル内の換気ファンについても調べたところ、47カ所のトンネルに設置されている221基のうち76基は、新しい自動車排出ガス規制に沿って見直した20年の基準で不要になったにもかかわらず、撤去しておらず、新設したトンネルに転用していれば、工事費2億8千万円を減らせたとのこと。検査院の指摘を受けた国交省は「今月初めに全国の地方整備局にトンネルの定期点検を確実に行うよう指示した。ファンの有効活用も近く指示する」としているとのこと。

公表資料:国が管理する国道のトンネルの維持管理に当たり、トンネル本体工及び換気設備の定期点検を点検要領等に基づき確実に実施するなどして、トンネルの維持管理を適切に行うよう是正改善の処置を求めたもの(PDF形式:168KB)

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