収益納付手続を定めていなかった助成金

 日経サイトが10月18日に掲出した「映画の補助金出しっぱなし 検査院、文化庁に指摘」〔共同〕は、文化庁の補助金を受けて作られた映画が公開収入の一部を国に納付することになっているのに、同庁が具体的な手続きを決めていないため納付実績が全くなく、補助金を出しっぱなしの状態だったことが会計検査院の調査で分かったと報じる。同庁と独立行政法人の日本芸術文化振興会は劇映画やアニメーション映画の制作に最高5千万円の補助金や助成金を支出しており、検査院は19~23年度の198件、交付総額36億9896万円を調べたとのこと。交付要項は、完成から5年間に公開収入があれば、経費を差し引いた額の一部を国に納付するなどとしているが、同庁は納付額の算定方法や手続き、期限を決めておらず、納付した団体はなかったとか。同庁が昨年末から今年にかけて、補助や助成を受けた団体に収入状況を尋ねたところ、56件の回答があり、最高で約16億円の収入があったとの由。文化庁によると、補助制度が始まった15年度以降で納付例はなく、同庁芸術文化課は「本年度中に納付額や方法を決めたい」としているとか。補助金や助成金を受けて制作された映画には「のぼうの城」「八日目の蝉」「風が強く吹いている」などがあるとのこと。

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