入院中の選挙管理委員に月額制の報酬を支払っていたのは違法

 読売オンライン東京ページが10月17日に掲出した「病欠選管委員に報酬 違法 地裁判決 杉並区に返還請求命令」は、脳出血で長期欠勤した杉並区の元選挙管理委員の男性(74)に区から支払われた報酬の返還を区民5人が求めた住民訴訟で、東京地裁は16日、欠勤した約6か月分の報酬約140万円の返還を男性に請求するよう田中良区長に命じる判決を言い渡したと報じる。19年12月に区の選管委員となった男性は22年5月、脳出血で入院し、そのまま同10月に辞職するまで、区条例の規定に基づき月約24万円の報酬が全額支給されたとのこと。訴訟では、勤務実態に関係なく一律に報酬が支払われると定めた区条例の是非が争点になり、区側は「選管委員は選挙の有無で勤務状況に差があり、一律報酬が合理的」と主張したが、判決は「入院で職務を遂行できなかった委員にまで一律に報酬を支払う区条例は違法だ」と判断し、男性への報酬支給は無効だとしたとの由。判決後、霞が関で記者会見した原告側は「漫然と違法支出を続けていたことを区は猛省すべきだ」と指摘したとか。選管委員の報酬を巡っては、新宿区などが既に日額制にしており、同区では歳出を減らすために22年12月に月額制から切り替えたが、当時、区内の町会から区議会に対し、報酬見直しを求める陳情が出されたとの由。杉並区は現在も月額制で、田中区長は「判決の内容を精査し、今後の対応を検討したい」とコメントしたと記事は伝える。

コメントの投稿

非公開コメント

ブログ内検索
カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
リンク
監査関係ブログ
【】内はカテゴリー ↓トップはライブドアニュース
月別アーカイブ
RSSフィード
プロフィール

reticent_auditor

  • Author:reticent_auditor
  • 寡黙な監査人
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる