【中】地方政府の負債比率を横断的に調査
ニュースクリップサイトが9月4日に掲出した「武漢市の負債比率、地方都市最悪レベルの」〔中国〕は、中国の各地方都市で湖北省武漢市の負債比率が最悪レベルに上昇していると報じる。負債比率は185.64%に上るとか。本土メディアの証券時報が3日付で伝えたもので、武漢市の負債額は2011年末で1964億4700万人民元で、政府が保有する資産1058億2200万人民元の186.64%に達しており、負債額はその後も拡大基調を持続して、2012年6月末時点で2037億500万人民元(約3兆2900億円)に膨らんでいるとのこと。武漢市政府傘下の投資会社は10社を超過しており、うち大手3社(武漢城投、武漢地産集団、武漢地鉄集団)の負債額は、2012年末の合算で1169億人民元に達したとか。2012年末から2013年初めにかけて、国家審計署(会計検査院)が全国36都市の負債比率を調査し、うち9都市で負債比率が100%を超えた事実が判明したと報告していると記事は伝える。