監査役は執行に影響を与える、との議論

 ビジネスジャーナルが7月1日に掲出した「株主総会、質問大半は動員社員による“やらせ”疑惑浮上 フジテレビ専務「東電不祥事"経験をかい"元社長を監査役に」」〔文=横山渉/ジャーナリスト〕は、フジテレビで社員の不祥事が相次いでいるとした上で、6月28日、同社の持株会社であるフジ・メディア・ホールディングス(フジHD)株主総会が東京・台場の「ホテル・グランパシフィック LE DAIBA」で10時から開催され、東電不祥事で引責辞任した東京電力元社長の南直哉氏が監査役に留任したことを問題視した内容。記事は、南氏について、02年に発覚した「柏崎刈羽原発・点検記録改ざん事件」により、東電社長を引責辞任させられた人物であるとした上で、東電顧問に残留したまま、06年からフジテレビ監査役に就任し、08年からはフジHD監査役を務めていると伝え、監査役は、会計監査にとどまらず、業務全体を監査する立場だけに、「福島原発事故を起こした東電の元社長が監査役にいて、公正な報道はできるのか?」との批判は昨年もあったが、総会で留任が承認されたと批判的に伝える。そして、「株主からこの件について質問があったにもかかわらず、議長を務める日枝久会長は南監査役本人に答弁させることはなく、太田英昭専務に答えさせた。太田専務は「引責辞任の経験も含め、経営者としての能力を評価している。失敗のない経営者なんているのか」と開き直った。株主からは「南さんの息子は日本航空のパイロットらしいし、これまで蓄財してきたんだから、お金には困らないでしょ」と揶揄されていた。」と記事は伝える。立論の趣旨は、経営に失敗した監査役は、その失敗を批判的に報道するのを邪魔できるはず、ということか?。

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