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重複した政府プログラムを指摘

 ウォール・ストリート・ジャーナル日本版は3月3日に「米民主、共和両党が政府の無駄遣いに注目」〔記者: Damian Paletta〕を掲出。

 記事は、米上下院の民主・共和両党の指導部が、重複する連邦政府プログラムに膨大な予算が割り当てられている現状を詳細に示した新研究を分析し、政府支出を抑制することを確約したと報じる。米国会計検査院(GAO)が作成した345ページに及ぶ報告によると、国防、運輸、教育といった分野では重複したプログラムが多くあり、それらを統合すれば税金の無駄遣いを抑えられる可能性があり、たとえば、エタノール生産を奨励する政策が重複して実施されたことで、昨年には不必要な54億ドルが使われたと指摘されているとのこと。このGAO報告はウォール・ストリート・ジャーナルによって2月28日に詳細が明らかになり、財政赤字の削減のあり方をめぐり、民主党と共和党が対立するなか、同報告は党派を超えて、多くの議員から称賛されたとか。重複するプログラムがあることは以前から両党の議員によって指摘されてきたが、今回、同報告によってそれらが特定される形となったとの由。リード上院民主党院内総務(ネバダ州選出)は同報告が1日に公表されたことを受け、「廃止できる重複プログラムがあると考えている。歳出節減のために長期間できることがあり、これもその一つだ」と語り、また、下院共和党内の序列ではナンバー3の地位にあるケビン・マッカーシー議員(カリフォルニア州選出)は同報告について、「政府の無駄遣いが示されたわけであり、今回のGAO報告に沿って政府規模を縮小していきたい」と述べたとか。米議会は、一連の歳出削減策の作成に取り組んできており、この削減策は、9月までの連邦政府支出を承認する法案に盛り込まれる可能性があるが、歳出削減の時期と規模については、両党の主張に隔たりがあり、共和党がより大幅な削減を要求する一方、民主党は大規模な削減によって経済成長が妨げられると警告していたとのこと。ただ、GAOは議会の監視機関とみなされており、重複あるいは無駄遣いの可能性があるとGAOに分類されたプログラムの廃止については、両党とも即座に支持を表明したとか。GAOに対して同報告を要請した共和党のトム・コバーン上院議員は、重複プログラムが廃止されれば、毎年1000億ドルから2000億ドルの節約につながると見込んでいると記事は伝える。米政界は今年に入り、財政赤字の削減問題を軸に動いており、2011年の削減規模は1兆6500億ドルに達すると予想されているとのこと。共和党は歳出の大幅削減を推し進める追い風として、今回のGAO報告に飛びついた格好であり、下院のエリック・カンター共和党院内総務(バージニア州選出)は「これでもう十分だ。議会は結果を出す時期に来ている」と語ったとか。一方、民主党議員数人はGAO報告によって、削減目標の設定に向けて超党派的な道筋が見えてきたと述べており、同党のマーク・ワーナー上院議員は同報告を「役に立つツール」と呼んだが、GAOが提言する変更が全て採用されたとしても、大幅な削減が達成されることはないとの見方を示していて、同議員によると、連邦政府支出の増加を大幅に抑制するには、政府はメディケイドなどの給付金制度コストに対処しなければならないとのこと。米財務省は2日、早ければ4月15日にも連邦債務が法的上限の14兆2900億ドルに達する可能性があると公表しており、この4月15日という時期は数週間前の予想より10日ほど遅れているが、連邦債務がこの上限に達した場合、米政府は新たな国債を発行することができず、デフォルト(債務不履行)を招きかねないと記事は伝える。

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