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四川大地震の支援金の検査

 人民網日本語版は10月17日に「四川大地震の巨額支援金をいかに管理するか」〔編集MA〕を掲出。
 記事は、四川大地震で寄せられた義援金と支援物資の規模は、中国の災害支援史上最高となり、この巨額の義援金がどのように使われたかが、社会の注目の的となっていると報じる。四川省広元市元バ区人民法院は8月5日、同区中医院の伏洪元・副院長に対し、1万7900元分の救助用薬品を横領したとして、懲役7年の一審判決を下したが、これは、四川大地震発生以来、被害の深刻な地域で審理された救済物資横領にかかわる最初の刑事事件となったとか。四川省では9月15日までに、災害救助期間中に規律や法律に反したとして、172人の党員・幹部・関係者が取り締まりを受けているとのこと。四川省震災義援金救助物資監督検査指導グループの代表を務める欧沢高氏(四川省党委員会常務委員、省紀律検査委員会書記)は、「震災支援活動は現在、復興段階に全面的に入っており、資金や物資の使用量は多く、関連する分野や部門も広く、時間も長期間にわたっている。そのため、監督管理の任務も難度を増しており、公正で明るい復興活動を確保するために全力を尽くす必要がある」と述べているとか。中央財政は8月までに、緊急救助資金と復興再建資金として670億元余りを支出しており、社会各界からの義援金・支援物資も600億元に達していて、そのうちほとんどが、震災被害の最も深刻な四川省に送られ、その額は千億元以上にのぼっているとのこと。中央財政はさらに、震災復興再建基金を設立し、今年だけで700億元にのぼる資金を手配したとか。このほど成都で開かれた「対応支援資金物資監督検査工作会議」によると、各震災地の支援をそれぞれ担当している全国の19省(自治区・直轄市含む)はすでに、238億元にのぼる支援金支出を約束しており、今後3年間でこれらの対応支援で投入される物資の相当金額は700億元に達する見込みとか。「震災支援の資金や物資の効果的な管理と使用が確保できるかどうかは、党の執政能力と政府の信頼性に対する重大な試練だ」と監察部の王偉・副部長はある会議でこう語ったとか。このほど開催された中央震災支援資金物資監督検査指導グループの会議で監察部の馬ブン部長(中央紀律検査委員会副書記)が説明したところによると、中央紀律委員会と監察部は現在までに、計5つの特別検査チームを2回にわたって派遣し、震災地・中央関連部門・社会組織・民間団体などを対象として、▽義援金・支援物資の監督管理機構の設置と運営、▽国内外から寄せられた義援金・支援物資の管理と使用、▽震災で困難を抱える住民への臨時生活支援金と支援食糧の支給、▽身寄りのない子ども・高齢者・障害者への基本生活費の支給、▽住宅建設の支援、の実行状況について特別検査を行ったとか。会計検査機関も1万人余りの幹部を相次いで派遣し、2万以上の部門と機関の救援資金・物資に対する全面的な追跡検査を行い、被害の深刻な四川省の震災地を含む2600カ所余りの郷・鎮、5700カ所余りの村、4万5千戸の被災家庭にも関連調査を実施したとのこと。会計検査機関は調査で判明した事実に基づいて、20分野にわたる2600件以上の提案を関連部門に向けてただちに行ったとか。各級の紀律検査監督部門は8月末までに、人々から寄せられた1万151件の通報に対する調査を行い、規律違反行為が見つかった186人に党規律・行政規律に基づく処分を与えており、そのうち県・処級以上の指導幹部は16人とのこと。会計検査の過程では、支援資金の支給をせき止めたり資金を隠匿・横領したりする部門・団体や、親戚や友人に便宜をはかったり私利を得ようとする末端幹部などもわずかに見つかっており、これらの違反者はすでに、取り締まりを担当する地方や部門に移送され、問題の資金や物資も全て回収されているとか。

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