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SECが予算不足

 5月27日付け日経金融新聞9面に「SEC予算、5000万ドル不足、今年度から3年で――議会、批判強める」〔ワシントン=山本留美子〕の記事。
 記事は、米証券取引委員会(SEC)が、2005年から2007年にかけての予算見通しを示し、約5千万ドル分の収入が不足すると明らかにしたと報じる。企業会計の監督機関であるSECが予想を上回るピッチで政府のおカネを食いつぶしていることに対し、米議会は批判を強めていると記事は伝える。SECによると、2005年度(2004年10月―2005年9月)の予算は9億1300万ドルと過去最大額を記録し、2006年度も8億8800万ドル程度の高水準が続く見通しとか。ドナルドソンSEC委員長は、2005年度の歳入不足額〔割当予算不足の意か?〕が2千万ドル程度にのぼるとみているとのこと。ボストンやニューヨーク、ワシントン事務所の移転費用と、それに伴う防犯設備の整備費用が必要で、「この見積もりの間違いが予算超過の主な要因になった」と説明しているとか。これに対し、米下院歳出小委員会のウルフ委員長は「SECのイメージダウンだ」と苦言を呈したとか。同氏は米会計検査院(GAO)に、SECの予算規模の膨張の原因究明と予防策について、早急に報告書をまとめるよう指示〔「要請」か。〕しており、SECは議会と今後の運営方針について定期的に情報交換すると強調しているが、議会ではSECの歳出抑制を求める声がさらに高まるのは必至と記事は伝える。エンロンの破たん事件以降、SECの検査担当職員の不足が問題視され、議会も人員増強や企業会計の規制強化に向け、SECの予算枠を積極的に拡大してきたが、連邦財政赤字が一段と深刻になっていることもあり、SECに寛大だった議会の空気に揺り戻しの動きが起き始めていると記事は評する。

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