大王製紙の経営トップの私的資金流用を監査法人は把握していた

 MSN産経ニュースが23年11月26日に掲出した「前会長の井川容疑者、監査法人に虚偽説明」は、大王製紙前会長の井川意高容疑者(47)による巨額借り入れ事件で、井川容疑者が同社の監査法人による面談を受けた際、借入金の使途について「個人的な事業の運転資金に使用した」と虚偽の説明をしていたことが25日、関係者の話で分かったと報じる。関係者によると、監査法人は昨年7月の監査で、連結子会社から井川容疑者への貸し付けを把握しており、さらに同年9月には連結子会社「エリエールペーパーテック」から計14億5千万円の貸し付けがあった事実をつかんでいて、実態を明らかにするため、監査法人の担当者が今年5月6日に井川容疑者から事情を聴いたとの由。井川容疑者は担当者に対し、9月末までに返済する意向を伝えた上で、「(借入金は)個人的な事業の運転資金に使用した」などと説明したとか。だが、その後も連結子会社からの借り入れは続き最終的な借入総額は百数十億円にまで拡大し、一方で9月末までの返済額は47億5千万円にとどまっているとのこと。井川容疑者の説明を受けて、監査法人も調査を進めることはせず、監査役会でも貸し付けについての説明や報告をしなかったとか。井川容疑者は7~9月、取締役会の承認決議がないまま、連結子会社4社から計32億円を自分名義の口座に振り込ませたとして、会社法違反(特別背任)容疑で、東京地検特捜部に逮捕されており、使途について井川容疑者は「大半はマカオやシンガポールのカジノで使った」と供述しているとか。

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