監査委員の審査を経ず議会提出済みの決算を訂正しようとした例

 朝日コム岐阜ページが9月30日に掲出した「<岐阜市>市民病院決算 継続審査に」は、岐阜市議会が29日、元職員による不適正事務について決算書類で触れておらず、書類の修正手続きにも不備が疑われたため、22年度の市民病院決算を継続審査として閉会したと報じる。市民病院の決算書と事業報告書などは、監査委員が6~7月に点検後、今月6日に開会した9月議会に提出されたが、元職員の男性が契約なしに清掃業務を発注し、今年度になって会計処理をしたことについては一切触れていなかったとか。今月下旬の厚生委員会で委員がこの問題を明らかにすると、他の委員らも「決算書類に記載がないのは憂慮すべきこと」「議会に報告すべきだ」と指摘し、これを受け市側は経緯を書いた「訂正表」を29日の本会議で市議に配り、事業報告書に追加するよう求めたものの、細江茂光市長は「会計処理は2011年度なので、その決算の際に説明する予定だった」と訂正理由を述べたとか。堀田信夫市議(共産)が「訂正書類が監査委員の目を通っていなくても審査できるのか」と質問し、市側が「議会が判断すること」と答弁し(後に取り消し)、休憩に入ったとのこと。ところが、その後の委員会で、決算は監査委員の合議による意見をつけて議会に出さなければならないと地方自治法で定められていることが判明し、監査委員は訂正書類を見ておらず、この日に集まるのも不可能なため、委員会は継続審査としたとの由。

コメントの投稿

非公開コメント

ブログ内検索
カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
リンク
監査関係ブログ
【】内はカテゴリー ↓トップはライブドアニュース
月別アーカイブ
RSSフィード
プロフィール

reticent_auditor

  • Author:reticent_auditor
  • 寡黙な監査人
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる