神戸市の包括外部監査はハコモノ

 毎日jp兵庫ページが3月3日に掲出した「神戸市:市有44施設、管理不十分 外部監査で改善指摘 /兵庫」〔吉川雄策〕は、神戸市の今年度における包括外部監査(監査人は公認会計士)の結果報告書がこのほど、提出され、23年前に学校校舎が移転していたにもかかわらず、台帳上は旧校舎の住所のまま放置するなど、規則の順守や市の指導・監督に問題があると判断した「指摘事項」が22件、公平性や効率性の観点から問題があると判断した「意見」は20件に上ったと報じる。包括外部監査制度は地方自治法で義務付けられており、今年度は、市の保有建物の管理状況と、公的施設の運営や指定管理者制度の事務執行について集中的に監査したところ、建物の管理状況での「指摘事項」では、延べ44施設について「建物台帳や公有財産表が、実情を反映していない例が多い。建物管理が不十分だ」などと指摘し、市立盲学校(中央区)は、昭和63年に兵庫区から現在地に移転したが、建物台帳上は旧校舎が登録されたままで新校舎は登録されておらず、23年間放置していたとか。公的施設の運営や指定管理者制度については、19点について「指摘」があり、市青少年会館(中央区)は、登録団体の会員は無料だが、登録団体は有料団体より1カ月早く施設の予約が可能だとして「登録団体の会員からも使用料を徴収すべきだ」と改善を求めたとか。また、長田消防署の4階にある市防災コミュニティセンター(長田区)は、音響施設はあるが21年度は音楽会や映画会の利用がないなど利用勝手が悪く、稼働率も57%だ、市がなぜ設置したのか疑問、と突き放したとの由。施設利用者に対する満足度調査では、「良い」「普通」「悪い」の三つの選択肢で回答を求めた結果、大半の施設で回答の過半数を占めた「普通」を「満足」として取り扱い、満足度99%と算出する施設もあったとか。監査人は「公平な第三者機関に委託すべきだ」と意見したとのこと。

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