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浜松市の外部監査の結果

 27日付け日本経済新聞地方経済面6面に「浜松市外郭団体の外部監査――健全化へ再建策見直し(アングル静岡)」の記事。
 記事は、浜松市の外郭団体への外部監査の結果、様々な問題が浮かび上がり、フルーツパークの経営母体のように経営が悪化している団体については、会計上の問題が経営健全化計画そのものにも影響を与えており、地元経済界からは「これを機に再建策を練り直すべきだ」との声も上がっていると報じる。浜松市内の二つの公園を運営するフラワー・フルーツパーク公社は赤字が続き、14年12月に経営健全化計画が作られ、特に経営が苦しいフルーツパークについては16年3月に再度計画が作り直されたが、実はこの新計画の前提となった14年度から減価償却費の計上をやめていたとか。このため営業損益は、前年の5億円強の赤字から2億円弱の赤字に減少する格好となったとのこと。公社としては施設そのものは市が設置したものであり、運営を請け負う公社が償却費を計上しない方が合理的で、利益操作ではないとしているが、外部監査人の公認会計士は、過去に減価を続けている事実を無視した決算は不適切と断じる一方で「会計上の誤りを指摘するだけでは、この問題の解決にはならない」と指摘しているとか。また、清掃公社では税務申告の便宜を最優先するため、職員の退職給与引当金を極めて少額しか設定しておらず、退職者が少ないと黒字で、多いと大赤字に陥るという決算を繰り返していて、実態は見えにくいとか。同公社の業務は、下水道が整備されていない地域のし尿処理で、市は下水道の整備をさらに進める考えを示しており、業務が次第に縮小するのが確実なのだから、早期に体制を見直すべきだというのが外部監査人の指摘とか。

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