精算の取り決めを求める指摘

 MSN産経ニュースが10月26日に掲出した「民間刑務所ガラガラで食材費5億円余が無駄に 会計検査院が指摘」は、刑務所の過剰収容が問題となった後、平成19年度以降に相次いで設立された「民間刑務所」が予定より収容人員が少なく、食材費が余ったのに事前の一括払い契約にしているために約5億3千万円が無駄になったとして、会計検査院が26日、精算払いにするなどの方法で無駄をなくすよう法務省に求めたと報じる。検査院の調査対象となったのは、19年度以降にPFI方式で運営された美祢(山口県美祢市)、島根あさひ(島根県浜田市)、播磨(兵庫県加古川市)、喜連川(栃木県さくら市)の4つの社会復帰促進センターで、センターはいずれも事業費の中に刑務所の収容者に出す食事の食材費を含め、毎年度四半期ごとの均等払いとし、19~21年度に19億351万円を支払っていたが、定員に達すると見込んでいた時期の収容人員は美祢が477人(47・7%)、島根あさひ908人(45・4%)、播磨704人(70・4%)、喜連川1146人(57・3%)でいずれも定員割れだったとか。その後も定員割れの状態は続き、実際にかかった食材費は約13億7169万円で、支払った額との差額約5億3180万円が無駄となっていたと記事は伝える。検査院は新たに既存の刑務所の一部を民間事業者に委託した静岡、笠松、黒羽などの刑務所のケースでも実績に応じた精算払いとなっていることから、4つの社会復帰促進センターについても同様の契約方法に見直すよう法務省に求めたとの由。

公表資料:社会復帰促進センターの運営事業における食材費について〔全文PDF(138KB)〕

コメントの投稿

非公開コメント

ブログ内検索
カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
リンク
監査関係ブログ
【】内はカテゴリー ↓トップはライブドアニュース
月別アーカイブ
RSSフィード
プロフィール

reticent_auditor

  • Author:reticent_auditor
  • 寡黙な監査人
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる