厚生年金基金の監査体制の見直し

 日経電子版が9月29日に掲出した「厚労省、厚年基金に点検要請 経理・監査、報告義務付け」は、厚生労働省が厚生年金基金の経理処理や内部監査の状況について緊急点検を求める検討に入ったと報じる。長野県建設業厚生年金基金で掛け金が不明になっている問題など厚生年金基金の不祥事を受けた措置で、経理処理や毎月の内部監査の状況などを自主的に調べ、国に報告するよう義務付けるとのこと。長野県建設業厚生年金基金では今月上旬、将来の年金給付などに充てる掛け金約22億円が不明になる問題が発覚し、基金の監事が毎月、帳簿を照合する内部監査の仕組みがあったものの、形式的に印鑑を押していただけだったとか。地方厚生局による定例の外部監査でも不正を見抜けなかったとのこと。このため厚労省は全国に608ある厚年基金に対し、年金や掛け金などを出入金する際に複数の職員でチェックしているかどうかや、監事が会計帳簿をどう確認しているかなどについて調べる必要があると判断したとのこと。必要項目をチェックリスト形式で示す方向で、内容を近く通知するとか。緊急点検には基金の経理や内部監査の実態を把握する狙いもあり、問題があることが判明すれば、厚生局による外部監査の手法や監査体制の見直しも検討するとのこと。

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