福岡市の監査見落とし?

 九州企業特報が10月16日に掲出した「「監査」機能せず 福岡市デタラメ海外出張」は、福岡市総務企画局国際部アジア文化賞担当課の海外出張をめぐる問題について、「数々の不適切な公文書の存在は、チェック機能としての「監査」が役割を果たしていなかったことを意味する」と評する。復命書の不存在、決済印のない旅行命令書、旅費の計算間違い、はどれも一目瞭然で、公費支出自体が不適切だったことは明らかであるとし、データマックス取材班が情報公開請求して、海外出張に関する公文書を精査、問題点を追及するまで何一つ是正されないままになっており、まじめに「監査」が行われたとは思えないと説く。アジア文化賞担当課の海外出張に関しては、同賞の運営母体であり、官・民の委員で構成する「福岡アジア文化賞委員会」の監査委員2名(民間側1名、市側1名)が毎年、内部監査を行っており、監査意見書が残されているが、この監査で問題が指摘された形跡はなく、何もチェックしていないということだ、と記事は伝える。お手盛り出張が税金を食いつぶしていることに、歴代の監査役は責任を感じるべきだろうと記事は評する。さらに今年5月には、福岡市監査事務局による監査も行われているが、この時も不適切な公費支出や不完全な公文書の全てを見逃しており、市監査事務局側も一連の問題文書について、監査漏れであったことを認めているが、2桁にのぼる不適切文書がある以上「膨大な資料を少ない人数で調べるから見落とすこともある」といった言い訳は通用しないと記事は説く。役人同士の馴れ合いで見逃したのなら言語道断であり、市の監査がおざなりのものだった可能性が浮上していると記事は伝える。新たに見つかった20年7月の香港-広州市間の出張については、決済印も領収印もない上、旅費計算を間違えて支出されており、このような不完全な文書を見落とすことは考えられないとして、記事は、2度の監査時にこの文書が存在しなかったと結論付けている。

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