静岡空港開港延期問題の監査委員行政監査結果

 毎日jp静岡ページは3月19日に「静岡空港:開港延期で県監査委員、6項目の改善求める /静岡」〔松久英子〕を掲出。
 記事は、静岡空港開港延期の経緯について行政監査をしていた静岡県監査委員が18日、監査結果を石川嘉延知事と天野一県議会議長に通知したと報じる。立ち木の存在をもっと早く認め、地権者と交渉していれば「別の展開の可能性もあった」とし、文書記録や情報公開が不十分など6項目について改善や検討を求める内容で、同委員は「監査としては最も重い内容で、遺憾な事態である」と厳しい評価を示したと記事は伝える。行政監査は、財務監査とは違い、組織や人員、事務処理方法などを調べるもので、県監査委員が特定の問題に絞って行政監査をするのは異例で、昨年11月から監査に入っていたとか。監査は空港部と現地の空港建設事務所を対象に実施され、土地収用の際に立ち木が残ったミスや地権者との交渉経過、情報公開が適切だったかなどの点について、関係者からの聞き取りや書類による調査を行ったとのこと。監査結果では、航空測量のミスで立ち木が残った点について「できる限り立ち入りによる測量・調査も実施すべきだった」と指摘し、また、建設事務所が立ち木について懸念を抱いてから約8カ月間、空港部に報告せず、空港部も報告を受けた後の約8カ月間、地権者との協議を事務所任せにしていたことを明らかにしたとか。地権者との公式な交渉記録や07年9月ごろの知事、空港部への報告記録などが文書で残っていないことも分かり、組織内の連携や記録整備での改善を求めたとの由。一方、地権者との交渉が遅れたことは「空港事業認定取り消し訴訟の原告という事情から理解できる」としたが、少なくとも立ち木の存在はもっと早く認めるべきだったと指摘し、県が訴訟への影響を理由に立ち木の存在を約1年間公表しなかったことについて「影響の大きさなどを考えれば、より早く、十分な情報を提供し、説明責任を果たすべきだった」としたとか。空港部は3カ月以内に改善策をまとめて同委員に報告するとのこと。石川知事は「真摯に受け止め、改善すべきところは改善し、適正に業務執行に努める」とのコメントを発表したとのこと。

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