監査法人の責任を認めた判決

 共同は12月6日に「トーマツが4千万円支払い和解 大阪高裁、ナナボシ粉飾監査訴訟」を掲出。
 記事は、経営破たんした発電設備工事会社「ナナボシ」(堺市)の粉飾決算を見逃したとして、管財人が監査法人トーマツ(東京)に約10億円の損害賠償を求めた訴訟で、トーマツが1審判決を上回る4000万円を支払うことで大阪高裁で和解していたと報じる。1審は約1700万円の支払いを命じ、上場企業の法定監査で監査法人の過失を認めた極めて異例な判決とされたが、高裁は7月の第1回口頭弁論で和解勧告し、10月に最終的な和解条項案を提示して。同28日に成立したとのこと。管財人の弁護士は「解決金額が1審の認容額を上回ったので、和解した」とし、トーマツ広報室は「法的過失はないと考えているが、1審判決を真摯に受け止めている。早期解決のため、和解勧告に応じることにした」としているとか。1審判決によると、トーマツは1993年3月期から2001年3月期まで、ナナボシの監査を実施しており、95年に大証2部に上場したナナボシは98年3月期から01年3月期まで、架空工事で売り上げを計上する方法で決算を粉飾したが、トーマツは「適正」との意見を出していたとのこと。1審大阪地裁はことし4月、01年3月期の監査手続きに過失があったと認定したが、責任の大半は旧経営陣にあったとして、賠償額を同期の違法配当約8500万円の2割にとどめたとの由。

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