工事による国有財産や物品の増加が登載されていない
MSN産経ニュースは7月29日に「新規国有財産、財産台帳漏れ 内閣府」を掲出。
記事は、内閣府が平成19年度に工事などで新たに取得した国有財産を、担当者が1件も国有財産台帳や物品管理簿に載せていなかったことが分かり、会計検査院が29日、事務処理マニュアルを整備するなどの改善策を講じるよう内閣府に求めたと報じる。検査院によると、内閣府は広域防災拠点施設の整備工事など計90の工事(工事費計約69億円)を19年度に行っており、このため国有財産が増額したが、担当者が国有財産台帳や物品管理簿に1件も記載していなかったとのこと。本来は290点の財産の増減(約59億円増)を載せねばならなかったとか。国有財産台帳や物品管理簿は、新たに取得した国有財産などを毎年国会に報告するための資料となるとのこと。内閣府の管材係の担当者は、国土交通省からこれら工事の国有財産目録を送ってもらっていたが、目録に基づいて新たに取得した国有財産を書き入れたり、会計課長の決裁を得るなどの事務を一切していなかったとの由。検査院はこうした職員の怠慢があったとしても、組織として事務手続きのマニュアルを整備していれば防げたとし、改善を内閣府に求めたとか。
公表資料:国有財産の登記について(PDF・23KB)
記事は、内閣府が平成19年度に工事などで新たに取得した国有財産を、担当者が1件も国有財産台帳や物品管理簿に載せていなかったことが分かり、会計検査院が29日、事務処理マニュアルを整備するなどの改善策を講じるよう内閣府に求めたと報じる。検査院によると、内閣府は広域防災拠点施設の整備工事など計90の工事(工事費計約69億円)を19年度に行っており、このため国有財産が増額したが、担当者が国有財産台帳や物品管理簿に1件も記載していなかったとのこと。本来は290点の財産の増減(約59億円増)を載せねばならなかったとか。国有財産台帳や物品管理簿は、新たに取得した国有財産などを毎年国会に報告するための資料となるとのこと。内閣府の管材係の担当者は、国土交通省からこれら工事の国有財産目録を送ってもらっていたが、目録に基づいて新たに取得した国有財産を書き入れたり、会計課長の決裁を得るなどの事務を一切していなかったとの由。検査院はこうした職員の怠慢があったとしても、組織として事務手続きのマニュアルを整備していれば防げたとし、改善を内閣府に求めたとか。
公表資料:国有財産の登記について(PDF・23KB)